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きまぐれ日記

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12月ももう半ば。

すっかり冬になりました。

街には、あちらこちらに色とりどりのイルミネーション。

もうすぐクリスマスなのですね。


我が家には大きなクリスマスツリーがあります。
150センチくらいはあったでしょうか・・

クリスマスが近づくと、家族で飾りつけをするのが楽しみだった。
でも、そうくんがいなくなってからは、一度も箱をあけていません。

今年は・・と思いましたが、やはりその大きな箱を開けられませんでした。

その箱の中には、大きなツリーだけでなく、もう数え切れない想い出と、笑顔、幸せ、いっぱいいっぱい詰まってるから。

箱を開けてしまったら、そのすべてがまた大きな悲しみに変わってしまうような気がしたから。

だからこのまま、ずっとこのまま大事に持っていようと思います


先日、花屋さんで見つけたラメ入りの赤いポインセチア。
ツリーの代わりにと母が買ってくれました。
poin
とっても綺麗。

それから、誰だか分からないけれど、事故現場に赤い可愛らしいお花を供えてくれました。

すごく嬉しかった。

「もうすぐクリスマスだよ、そうくん!」

お花がそう言ってるみたい

現場にいくのが辛くて辛くて、でもそうくんの大好きな公園だから、そこにいるような気がして、逢えるんじゃないかと思ったりもして。
気になって気になって・・でも足が動かなくて。

人の温かさと綺麗なお花が、そんな心を癒してくれます。

ありがとう。
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11月25日(日)~12月1日(土)は、「犯罪被害者週間」です。

内閣府が主催する「犯罪被害者週間 国民のつどい」が今年初めて愛知で開催されることになり、昨日、栄の中電ホールにて行われました。

この大会は犯罪被害者等が置かれている現状等について愛知県民の理解、増進を図り、早期被害回復及び社会復帰を図ることを目的として「犯罪被害者週間」に合わせて実施するもの。

午前は、交通死被害者の会のみんなと、被害者一人ひとりのパネル展示の準備をしました。

hannzai

hannzai2

午後からは、ホールで愛知大会が行われました。
今年のキーワードは「地域支援」
内閣府大臣政務官、愛知県知事、愛知県警本部長の挨拶のあと、10年間犯罪被害者支援に携わってこられたという、蔭山さんのお話を聞きました。

遺族の置かれる立場、地域支援の必要性、大切な人を亡くす苦しみなど、この方はとても理解されていました。

「大切な人を喪った人は、今日を生きること、そして明日を生きること、毎日を生きることがとても大変なのだ。だからこそ地域の人たちがそっと見守り、その悲しみに耳を傾けることがとても大切。」

そんなお話を聞いていて、被害にあってからの今までを振り返りました。

右も左も分からない谷底へ突然落とされ、生きる気力もなく、ただ真実を知るために自分の手で今まで知らなかった扉を探索していくしかなかった。いつも誰かに助けてほしかった・・いつも誰かに気持ちを聞いてほしかった・・明るく振舞ってしかいられない場所よりも、思い切り泣かせてもらえる場所がほしかった・・それが素直な気持ちです。

遺族の重く深い気持ちに耳を傾けるということは、とても勇気がいることだと思う。
できれば避けたい・・逃げたい・・耳を塞いでしまいたいことだと思う。

でもそこに温かい手があることが、どれだけ遺族にとって支えになるか・・

愛知でこの大会が行われたことで、今後の被害者支援の大きな第一歩となり、各市町村などでも、被害者支援の窓口設置や長期のケアを受けられるような体制ができれば・・と思います。


その後は、ミニコンサート。
きれいな歌声と音楽にうっとり。
「千の風になって」が演奏されると、たくさんの人が涙を流していました。

最後は、パネリストによるパネルディスカッション。
交通死被害者の会から、Sさんが被害者の苦悩、悲しみなどを涙とともに
私たち遺族の気持ちを分かりやすく訴えてくれました。

本当にお疲れ様でした。

大会終了後、パネル展示が行われている2階は、人でいっぱいでした。

私たちの大切なみんな!お疲れ様、ありがとう。

hannzai4
連休中、いろいろなことがありました。

まず、金曜日。
この日は、祖父と祖母が朝から結婚式に出かけたため、久しぶりに「どんちゃん」をうちで預かることに。(どんちゃんはポメラニアン、オス、実家の癒しのワンコ♪)

大きくなったわ~☆しかも重い・・
どん
あらたがとっても喜んでね、楽しそうに遊んでた。
夜、実家に送り届けて一日終了。

土曜日は、夕方までに家事を済ませて、友達と夕飯&映画。
夕飯を食べたあと、ポップコーンを持って映画鑑賞。
「クローズZERO」を観てきました。
映画が終わった後、3人でゲームセンター。コレ欲しさに白熱してしまった。
↓コレ
yuki
なんか可愛い。スティッチやスクランプバージョンもとったよ~
あらたとそうくんにお土産ね!


昨日の日曜は・・Iさんの家にお邪魔しました。
2年前、当時小4のRくんは、トラックの無謀な運転に命を奪われました。

お参りにきた、会社社長は辛いさなかにいるIさんに、こう言ったそうです。

「2年たって、落ち着かれましたか?服役中の運転手をもうそろそろ許す気になりましたか?反省してると思います。」と。

何気なく言った言葉なのか、それとも加害者は社長に謝罪をしているのか・・分からない。
でもこんなことを言われる辛さが分かるから、私はとても悔しい。

もう遅い・・どんなことをされても亡くなった人は帰らない。
どんなに思っても、どんなに望んでも帰らない。
この現実を被害者だけの悲しみとし、すべてを許せというのか・・
なんて残酷でどこまで理不尽なのか・・

もし、世の中の誰もが、今まで築いてきた大切な人との絆を「死」によってすぐに断ち切ることができ、奪われたことへの悔しさも怒りもないのなら、誰にも悲しみは訪れないと思う。
でもそんなことができるならそれはもう、人間ではないよ。

それに・・あなたには「命」あるでしょ・・
刑に服した後には、未来がある。

私たちは大切な人が、悲しんでいても、泣いていても、もう一生その姿を見てやれないんだよ。

家族みんなで迎える正月も、クリスマスも、もう一生ないんだよ。

薄っぺらの浅い言葉は、常に悲しみにさらされている遺族の心を深く傷つけるもの。
この社長、一体なにしにIさん宅へ来たのか・・

奪われた命の重さには目も向けず、心に入りやすい加害者の気持ちのみを汲む。
上に立つ者には「痛み」を知っていてほしいと心から思いました。


その言葉、どうか命まで奪われたRくんには聞こえていませんように・・
今日、11月18日は「世界交通事故犠牲者の日」です。

2005年、国連総会で11月の第3日曜日を「世界交通事故犠牲者の日」とすることが決議されました。

私たち遺族がこれを知ったのは、つい最近のこと。

この日をたくさんの国民に知ってもらい、交通事故を減らしたい・・交通事故死ゼロにしたい・・

そのために今年から、交通事故で大切な家族を喪った遺族は、それぞれの事故現場に白い花を手向け犠牲者を追悼し、注意喚起の意味を込めた黄色い風車でドライバーに安全運転を促すという活動を始めました。

そして昨日は大阪、今日は名古屋で「世界交通事故犠牲者の日」のチラシ、ティッシュを配布し、呼びかけを行いました。

私は今日、名古屋の久屋大通り公園での呼びかけに参加しましたが、一般の関心の薄さや、事故=仕方ないという考え方がとても多い現実を知りました。
そんな中、「こんな日があるなんて知らなかった」「気をつけて運転します」「頑張ってください」という声が聞けたことがとても嬉しかったです。

この日に向け、チラシや風車の掲示にご協力下さった、地元警察署、教習所、近辺の町役場の方々、花屋さん、ご理解いただけたことにとても感謝しています。

事故現場に白い花を供えてくれた方々、本当にありがとう。


事故は仕方のないことではありません。
そして、人命を奪うのは車ではありません。
車を運転するドライバーの不注意が、命をも奪ってしまうのです。

過去に事故でどれだけの尊い命が奪われてきたことでしょう・・

数え切れない犠牲者たち一人ひとりの命には、たくさんの夢や未来、希望がありました。

もうこれ以上の犠牲者を生み出さないために・・安全運転をお願いします。

風車

記事はこちら→■■■



◎「交通事故なくして」
世界犠牲者の日、遺族の会

 家族を失う悲しい事故を増やさないで―。「交通事故被害者遺族の声を届け
る会」(川崎市)などは十八日、十一月の第三日曜日が「世界交通事故犠牲者
の日」であることを広めるため、名古屋市や千葉県、東京都でチラシを配り、
安全運転を呼び掛けた。
 犠牲者の日は一九九三年にイギリスの非政府組織(NGO)が提唱したのが
始まり。欧州を中心に活動が広がり、二〇〇五年に国連総会がこの日を決めた。
今回のチラシ配布などの活動は「国内での認知度が低い」として企画された。
 参加した遺族は、それぞれ家族を失った事故現場に白い花を供えて犠牲者を
追悼、黄色の風車を立てて車のドライバーの注意を促す取り組みも行った。
 名古屋市の中心部、久屋大通公園近くでは遺族団体の約二十人がチラシ約一
千枚を配布。〇五年九月に事故で七歳の二男を失った愛知県美和町の清水英美
さん(35)は「突然、大切な家族の命が絶たれる悲惨で無念な事故の犠牲者
をこれ以上増やさないため、多くの人にこの日を知ってもらい、安全運転の意
識を強く持ってほしい」と話した。


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社団法人共同通信社
名古屋支社編集部
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11月16日~18日の3日間、滋賀県近江八幡市の「G-NETしが 大ホール」にて、生命のメッセージ展in滋賀が開催されています。


初日の今日、偶然にも仕事がお休みになった私の父(そうくんにとってはおじいちゃんね)と一緒に、滋賀へ。

父は、メッセンジャーそうくんと初の対面です。

滋賀1

滋賀2

父は複雑な気持ちだったのでしょう・・たくさんの命が寄添う会場内を行ったり来たり・・

落ち着かない様子。

普段はいつも明るい父が、言葉を失っていました。

「これが・・これが颯太か・・」といわんばかりに。

そりゃそうよね・・そうくんはいつも元気で、よく笑って・・「じいちゃ~ん、遊びにいこ!」ってよく言ってた。

メッセンジャーのそうくんは、何も言わないもの・・


でもね・・これは精一杯そうくんが生きた証。たった7年だけど、私たちと毎日を過ごし、本当にたくさんの幸せをくれた。
そんなそうくんがたくさんの人と出会い、命の重さを伝えてくれる。
私たちはそんなそうくんをずっと見て生きていきたいから、メッセージ展への参加を決めたの。

うまく説明できたかどうか分からないけど、父は理解したようでした。

また、たくさんのメッセンジャーたちに会いにきてね

滋賀4

誰もが命を精一杯生きられる社会であってほしい。大切な人を失った痛みはどんなことをしても癒えず、断ち切られた命はもう二度と戻ってはこないから・・

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