白鳥小学校（最終日） 2008/02/24 (Sun)

昨日の雪で、今日は一段と冷え込んだ朝。

今日は「生命のメッセージ展in白鳥小学校」最終日。

寒さが吹き飛んでしまうほど多くの人が、今日もメッセージ展を訪れてくれていました。

足を運んでくれた人、そして人から人、また人から人へ。
つながるいのち。

そして今日は午前１１時より、ピアノ演奏をさせてもらいました。
本番直前に、尊敬する先生から電話をもらい、
「今から演奏だよな。大丈夫だから、頑張れ！！」

ものすごく緊張していた私でしたが、この電話で吹き飛んでしまいました
マイクを手渡された時、この３日間の感動、みなさんへの感謝の気持ちが溢れ出しました。
息子とともにこんなに、温かい場所に迎えられただけでも幸せなことなのに、こういう機会を与えていただけたことになんと感謝したらいいのか・・

そんな中、友人の力を借り、１３０名のメッセンジャー、足を運んでくれたみなさまに向け、精一杯演奏することができました。
そして急遽、兵庫から来てくださっていたすばらしい歌声をお持ちのMさんが「千の風になって」を歌ってくれることになり、その歌声にたくさんの人が涙を流していました。

すべての演奏が終了。たくさんの人に温かい声をかけていただき、本当に本当に嬉しかった。

そして忙しいところ、そうくんに会いに来てくれた友人たち、先生。
本当にありがとう。
今日は、いつものそうくんの笑顔が、一段と輝いて見えました。


感動の３日間、なごりおしい気持ちでいっぱいですが、本当に貴重な時間をそうくんと共有することができ、胸いっぱいの思い出になりました。
実行委員長のSさんをはじめ、みなさま本当にお世話になりました。

次回は、川越少年刑務所でメッセージ展が行われます。
被害者遺族の想い、悲しみが少しでも伝わることを切に願っています・・

白鳥小学校（２日目） 2008/02/23 (Sat)

今日も朝から白鳥小学校の体育館は、たくさんの人で賑わっていました。

「生命のメッセージ展in白鳥小学校」２日目です。

雲と折り鶴のアーチをくぐると、たくさんのメッセンジャーたちが私たちを迎えてくれます。


今日は楽器演奏、読み聞かせ、遺族による公演など、盛りだくさんの一日でした。

可愛らしい子供たちのリコーダーアンサンブル。


キッズコーナーでは、読み聞かせも。


休みの日にもかかわらず、子供たちの姿も多く見られました。

メッセンジャー家族として、一人の母として、こんなに温かい場所に迎えられたことに、とても幸せを感じています。
途切れることのない訪問者、メッセンジャーと向き合う人たちの姿、普段は決して目に見えない、人と人とのつながりを見ることができ、感激の一言！！

明日は最終日。
今から寂しい気持ちが押し寄せていますが、明日は家族全員で参加。
そうくんとのあと僅かの時間を、大切に過ごしたいと思います。

生命のメッセージ展in白鳥小学校 （一日目） 2008/02/22 (Fri)

今日、午前１０時より白鳥小学校にて「生命のメッセージ展」の開会式が行われ、いよいよ始まりました。

会場の様子↓


これから３日間、日曜日までメッセージ展が開催されます。

今日は小学校の子供たちが、メッセンジャー１３０名と初対面。
手作りのアットホームな会場は、活気に満ちていました。

泣きじゃくっている子、真剣に一人ひとりと向き合っている子、向き合うことができない子・・いろんな子供たちの顔をみることができました。
教育現場でのメッセージ展はとても意味のあるものだと感じています。

今日出会った子供たち・・メッセンジャーたちから何を感じとってくれたのかな。

今ある思い 2008/02/17 (Sun)

毎日、寒い日が続いていますね。

今日、名古屋は雪が降っていましたよ～

「う～さむい～さむい～」と、一日中連発していた私です。


さて、いよいよ今週の金曜日から開催される「生命のメッセージ展in白鳥小学校」。

今、私の気持ちの半分以上が、このメッセージ展に向いています。

昨年3月に参加してから、初めての愛知。
小学校という場所。

実にさまざまな思い入れがあります。

そして、このメッセージ展でピアノ演奏をさせてもらえることになりました。

2月24日（日）AM１１：００～　白鳥小学校体育館
♪連弾（4手のための）ピアノ演奏♪

そうくんを喪ってから、いつもそばで支えてくれている友人と、演奏します。
彼女と人前で連弾演奏するのは、6年ぶり！！すでに緊張シテマス

先日、前に演奏した時のビデオを見ていたら、演奏が終わった私に、そうくんが花束を渡しに来てくれたシーンがありました。

胸がはちきれそうでした。

そうくんが歩いて、動いていて・・それがこんなにも苦しいものかと思いました。
旦那は唇をかみしめながら、たった数秒のシーンを何度も何度も巻き戻して繰り返し見ていました。

・・悲しい、悔しい・・気持ちが大きすぎて言葉も出ませんでした。

だけどその反面、こんな時もあったのだと・・いつも笑顔で応援してくれていたそうくんが、そこに確かにいたのだと・・そう思うことで、前向きになれました。

今ある自分の精一杯、心を込めて・・たくさんの人、たくさんの命に届けられたら・・と思います♪

気づいたこと 2008/02/04 (Mon)

随分と久しぶりの更新になってしまいました。

最近はなにかと憂鬱なことばかりで、何も手につかず・・
パソコンを何日かぶりに開けたら、３００通のメール

お返事できなくてごめんなさい

昨日は、久しぶりに交通死被害者の会の交流会に参加しました。
重い腰を上げるのにも、一苦労でした。

半年ぶり？！の参加でしたが、いつもと変わらない雰囲気にホッとしました。
一人ではないんだと、皆にすくい上げられたように感じました。

颯太を亡くしてもうすぐ２年半。
これまでの想いは、言葉では言い尽くせないものでした。
そしてこれからも、どんどんさまざまな想いが募っていくことでしょう。
３年・・５年・・１０年・・

きっと、年月が過ぎていけば過ぎていった分だけ、深く重くなるのでしょうね。

私はそんな中、生きていくことを不安に感じ、毎日が過ぎていくことを恐れて、身も心も閉じてしまっていたんだと思います。

でも昨日、みんなにあってこう思いました。


「人はこんなにも誰かを愛することができるんだよ」って。


それを教えてくれたのは、他の誰でもない・・愛する家族なんだ・・と。

誰にもゆずれない強い気持ちを持ってるからこそ、必死で生きていける。


波がおだやかになりました。


今月末はいよいよ、愛知にメッセンジャーたちが来ます。
命を温かく迎えてあげたい。
先ずは、自分を取り戻したいと思います