×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
おととしの暑い夏の日が胸に蘇る。
はちきれんばかりの笑顔と元気な笑い声。
おだやかな風が流れ、家族が家族でいられることが何より幸せだった。
7歳・・幼い息子を突然襲った悲劇。病院で真っ先に私の目に映った息子の小さな足は、もはや生きている子供の足ではなかった。
包帯だらけの小さな身体には、痛々しい血痕や傷跡がいくつもあり、あんなに暖かかった身体が凍えるように冷たくなっていくのを、私は止めることができなかった。
その冷たくひえた身体を抱き寄せ、一晩中泣きじゃくった最期の夜から二年。
その恐怖、苦痛が私のものであったなら・・代わってやることができたなら、母はどんなに幸せだろうか・・
颯太。 この二年で二つ大きくなるはずだった。
8歳の姿、9歳の姿・・そしてこれからを、ずっとこの目で見ていたかった。
もはや叶わぬ願いも、やはり消えてはくれない。
何もかも元に戻らないと分かっていても、もう話すことも笑うこともできない我が子の無念を胸に、今日も涙を飲む。
笑顔、声・・そのすべてが家族にとってかけがえのないものだった。
想いは変わらずとも、時は流れる。
それはごく当たり前のことなのに、これほどまでに悲しいのはなぜだろう
9月の風が心を突き刺し、時折痛く感じます。
はちきれんばかりの笑顔と元気な笑い声。
おだやかな風が流れ、家族が家族でいられることが何より幸せだった。
7歳・・幼い息子を突然襲った悲劇。病院で真っ先に私の目に映った息子の小さな足は、もはや生きている子供の足ではなかった。
包帯だらけの小さな身体には、痛々しい血痕や傷跡がいくつもあり、あんなに暖かかった身体が凍えるように冷たくなっていくのを、私は止めることができなかった。
その冷たくひえた身体を抱き寄せ、一晩中泣きじゃくった最期の夜から二年。
その恐怖、苦痛が私のものであったなら・・代わってやることができたなら、母はどんなに幸せだろうか・・
颯太。 この二年で二つ大きくなるはずだった。
8歳の姿、9歳の姿・・そしてこれからを、ずっとこの目で見ていたかった。
もはや叶わぬ願いも、やはり消えてはくれない。
何もかも元に戻らないと分かっていても、もう話すことも笑うこともできない我が子の無念を胸に、今日も涙を飲む。
笑顔、声・・そのすべてが家族にとってかけがえのないものだった。
想いは変わらずとも、時は流れる。
それはごく当たり前のことなのに、これほどまでに悲しいのはなぜだろう
9月の風が心を突き刺し、時折痛く感じます。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
この記事へのコメント
お久しぶりです
Re:お久しぶりです
無題
私達が一番つらい日。
この日、加害者は何を思うのだろう。
終わりのない遺族の苦しみを、悲しみをどれだけ理解しているのだろう。
それ以前に、その日を覚えているんだろうか?!
空の青さが深くなるにつれ、私もそう考えます。
Re:無題
息子の痛みを思うたび、自分の首をしめ、日々開放されていく加害者の姿を目の当たりにし、それを肌で感じていく瞬間は何ともいえない苦痛が襲う。
我が子をこんな姿にされ、憤らない親なんていない。
仕方ないことだと納得する親なんていない。
でも悲しいね・・
被害者、遺族の真の苦しみが世間には伝わらない。
もう二度と逢えない現実と向き合う辛さ、一瞬にして亡き者にされてしまった被害者の無念。
どれをとっても、終わりはないのに。
「死」は人間にとって、これ以上ない喪失なのにね。
無題
今日の日記は、涙なしでは読めませんでした。
そう君とも、何も面識のない私ですが、
小4と7歳の子供を持つ親として、
自分のことのように重なってしまいました。
お母様のお気持ち、とてもではありませんが
「理解できる。」などと簡単には言えません。
私が想像する、何倍も、何百倍もの苦しみを抱えて過ごしてこられたのでしょう。
どうぞ、お身体を大事になさってくださいね。
同じ町内ですので、何か力になれることがありましたら、
是非声をかけてください。
Re:無題
孤独感、絶望感そんなものでいっぱいになる日は、些細なことで精神がひどく滅入ってしまいます。
そんな時にもらうメッセージは私たちにとって、何よりも励みになります。
同じ町内なのですね。
今後ともよろしくお願いします☆
無題
Re:無題
ホント、ずっと傍で支えてくれてる。
心強いことだよ。
ずっと考えた。そうたをなんとかしてやれないか・・って。
何にもできないくせに、そんなことばっかり考えるの。
やっぱりあの時から心は、何にも変わらないんだなぁって思う。