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きまぐれ日記

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今日はYさんの刑事裁判の傍聴に行きました。

Yさんは、一年生の息子さんを交通事故で亡くされました。
とってもとっても可愛くて優しいK君。

Yさん夫婦は、K君への想いや辛い現状、加害者の心ない対応への怒りを意見陳述で述べました。
傍聴席は満員で、最初から涙が溢れて止まりません。
傍聴していた全員が泣いていました。

事故の日のことを思い出すだけでも辛いことなのに、言葉にならないほどの衝撃を文章にして、法廷で述べることは、とてつもないパワーがいるのです。

短い時間の中でその子の今までの人生を語ることは不可能に近い。
その子の人生は、そんなものじゃない!!
もっともっとずっとずっと続いていくはずだった。
ふと周りを見ると、お母さん、お父さんの意見陳述を聞いていたK君の兄二人が黙って涙を流していました。
ものすごく胸が締め付けられました。
まだ小学生の子供が、親の姿を見て泣いているんですよ・・

加害者は涙一つ見せませんでした。
それどころか、嘘と弁解を重ね、Yさん家族を更に苦しめました。
そして最後に、「申し訳ありませんでした」と裁判官に言いました。
なぜ裁判官に??謝罪は、Yさん家族にするのが当たり前なのに。
「何のための・・誰のための裁判なんだろう・・」
Yさんはこう言いました。


私もずっと思っていました。
裁判って何なのだろう・・って。
嘘だと分かっていても、証拠がないだけで誰もそれを正そうとしない。
真実を追究したいと願っても、被害者は発言すらできない。
ただ、見てることしかできないのです。
これっておかしい。
これのどこが公平なの??って思います。

次回は判決。
私は裁判官に言いたい!
「申し訳ない」と言った、たった一言を謝罪したととりますか?
もし、自分の子だったら・・あなたは口先だけの言葉ですべてを許すことができますか?
もし、自分の子だったら・・亡くなってしまったからとあきらめることができますか?

命の重みを分かってもらいたいと願う遺族の思いが、少しでも届いていますように・・
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そうだね…

本当に、苦しんでる遺族に対しまだまだこれ以上苦しめるなんて…(´~`) 子供は、親を見てる。堪えきれなかったんだよね。苦しんでる親を、そっと見守ってる子供達は、凄いよね。謝罪の気持ちって、両親や遺族にすべきだよね。一瞬にして、幸せを奪ったんだもん。人の命、奪って謝罪もないなんて…許せないよね(`^´)人の命を、何だと思ってるんだろう\(`o'")

Re:そうだね…

本当に驚きでした・・
命を奪った被告と命を奪われた遺族。
命に対しての認識がこれほど違うのかと思った。
悲しいことだね・・
謝ったからといって許せるものではないのに・・

命の重み・・・

本当だね、命の重み。自分の事として考えてもらいたいね。
遺族の本当の想い、まだまだ届かない・・・
だから事故は減らない!!
訴え続けるしかないんだね、私たちが。
天使たちの死を無駄にしないように!!

Re:命の重み・・・

そうだね、それしかないね。

少しでも交通事故が減るように・・大切な命が奪われないように・・
訴え続けていく一人になれればと思います。

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