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「悲しみがやさしくなるとき ~子どもを亡くしたあなたへ~」
私がこの本に出会ったのは、事故からまもなくでした。
その時、私はどうしようもなく、何かにすがりたい・・とたくさんの本を読みあさっていました。
著者は病気で子どもを亡くし、愛する子どもへの強い想いを鮮明に、正直に語っています。
病気や事故などで子どもを失ったたくさんの親の悲痛な叫びが、この本にはたくさん書かれています。
子どもに先立たれるとはどういうことか。
そして、親はどう生きていくのか。
私はこの見出しを見て、購入しました。
最初に読んだとき、なんて重い本だろう・・これほど命を感じる本は今まで出会ったことがなかった、と思いました。
何度も読んでいく中で、「こんなことあるはずがない!」「そんなこと思っていない!」と反発や怒りもあり、投げ出してしまったこともありましたが、何度も読みました。
まえがきにこんな言葉があります。
~子どもを亡くした親はみんな、「この悲しみはいつか乗り越えられるだろうか?」という大きな疑問を抱えています。
その答えは「イエス」でも「ノー」でもあります。
「ノー」というのは、あなたは決して前のあなたに戻ることはないという意味です。
しかし、この疑問に対する答えは「イエス」でもあります。
そうです。いつかは必ず、はじめの頃のように押しつぶされることなく、亡くなった子を思うことができるようになります。
亡くなった子どもに対する裏切りであるかのような罪の意識を感じることなく、愛したり、笑ったり、太陽の光を身体いっぱいに浴びてしあわせな気持ちになったりすることができる日がきっと来ます。
そして、子どもが生きられなかった時間を、子どもの代わりに、あるいは子どもとともに生きているのだと実感するようになるでしょう。私たちの傷は癒えます。
でも、子どもが私たちのもとを離れることはありません。~
何年たっても何十年たっても、子どもを愛し続ける親の愛。
行き場を失い、生き方を探し続ける私たちへのメッセージのように感じます。今、こんな気持ちにはとてもなれず、この言葉を受け入れることはできません。そんな気持ちになったりしたら、もっと自分が許せなくなるかもしれない・・とも思います。
でも、最悪の悲しみを経験し、地獄のような毎日を送ってきたからこその言葉でもあります。
悲しくて仕方ないとき、この本を開きます。
大切な命は心の中で鮮明に生き続けると実感します。
私がこの本に出会ったのは、事故からまもなくでした。
その時、私はどうしようもなく、何かにすがりたい・・とたくさんの本を読みあさっていました。
著者は病気で子どもを亡くし、愛する子どもへの強い想いを鮮明に、正直に語っています。
病気や事故などで子どもを失ったたくさんの親の悲痛な叫びが、この本にはたくさん書かれています。
子どもに先立たれるとはどういうことか。
そして、親はどう生きていくのか。
私はこの見出しを見て、購入しました。
最初に読んだとき、なんて重い本だろう・・これほど命を感じる本は今まで出会ったことがなかった、と思いました。
何度も読んでいく中で、「こんなことあるはずがない!」「そんなこと思っていない!」と反発や怒りもあり、投げ出してしまったこともありましたが、何度も読みました。
まえがきにこんな言葉があります。
~子どもを亡くした親はみんな、「この悲しみはいつか乗り越えられるだろうか?」という大きな疑問を抱えています。
その答えは「イエス」でも「ノー」でもあります。
「ノー」というのは、あなたは決して前のあなたに戻ることはないという意味です。
しかし、この疑問に対する答えは「イエス」でもあります。
そうです。いつかは必ず、はじめの頃のように押しつぶされることなく、亡くなった子を思うことができるようになります。
亡くなった子どもに対する裏切りであるかのような罪の意識を感じることなく、愛したり、笑ったり、太陽の光を身体いっぱいに浴びてしあわせな気持ちになったりすることができる日がきっと来ます。
そして、子どもが生きられなかった時間を、子どもの代わりに、あるいは子どもとともに生きているのだと実感するようになるでしょう。私たちの傷は癒えます。
でも、子どもが私たちのもとを離れることはありません。~
何年たっても何十年たっても、子どもを愛し続ける親の愛。
行き場を失い、生き方を探し続ける私たちへのメッセージのように感じます。今、こんな気持ちにはとてもなれず、この言葉を受け入れることはできません。そんな気持ちになったりしたら、もっと自分が許せなくなるかもしれない・・とも思います。
でも、最悪の悲しみを経験し、地獄のような毎日を送ってきたからこその言葉でもあります。
悲しくて仕方ないとき、この本を開きます。
大切な命は心の中で鮮明に生き続けると実感します。
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この記事へのコメント
無題
Re:無題
そして、みんなにも読んでほしいと思った。
中でも、親が亡き子に贈る詩は本当に共感できます。
読んでみてね。
私も読みました
確かに今はこんな風に思えないよね?だってまだ1年も経っていないんだもん。
>そして、子どもが生きられなかった時間
>を、子どもの代わりに、あるいは子どもと>ともに生きているのだと実感するようにな>るでしょう。私たちの傷は癒えます。 でも、子どもが私たちのもとを離れることはありません。~
これはまさに「親子一体」って事だよね。私たちが楽しければ子供も楽しい、悲しいときは悲しんでる。
天使たちはずっとずっと私たちを見てる!!
少しづつ前に向かって行けたら・・・と思います。
Re:私も読みました
考えられない。
今の私には、激しい悔しさと大きな悲しみしかないんだもの。
この本を読むといろんなことを思います。
そして、子どもの死は決して乗り越えたり、立ち直ったりするものではない。
こんな私でもいいんだ・・と思えます。
私も探しました。
母親って、子供の死を、まず自分を責める事から始めるような気がしています。
私はずっと、守って上げられなかった自分を責めつづけていました。その重圧から逃げ出したい気持ちが強く、何かにすがりたかったのだと思います。
この本も読んでみようと、アマゾンのお気に入りに選択していてそのままです。
子どもを亡くした著者の本を何冊も読むうちに、どんどん重くなってしまって、読むのが辛くなっていたのです。
でも、今、そうくんママのコメントを読んで、今なら読めるような気がしています。
思い方やとらえ方で、生き方が変わってくると思うのですが、なかなか日々の日常でそんな優等生みたいにいきませんね。。。
Re:私も探しました。
「あのときああしていれば・・」「助けてやれなかった」と必ず思います。
残された子どももまた、同じような気持ちにとらわれて自分を責めることがあります。
これはどうしようもないですね・・
皆さん…
Re:皆さん…
心からの応援は、きっとみんなに届くよ。
他人事・・知りたくもない・・と思う人が多いのも事実、遺族の気持ちを理解したい、応援したいと思う気持ちは、遺族を救うことでもあります。
何も出来なくてもいいんだよ。気持ちが一番なのだから。
揺れ動く
反発したり、頷いたり。
苦しい時を生きてきた人の言葉は、やはり心に残りました。今は受け入れられなくても、やがてはこんな時がくるのか・・・と思ったりもしました。
今は・・・やっぱり駄目。
自分を納得させようとしても目の前の重い現実は変わりない。
揺れ動きながら、自分の生き方を見つけることが出来るようになりますように。
この本は読んだこと無いから、探してみますね。
Re:揺れ動く
まず最初にそう感じました。
またそんな日はこなくてもいい!!とも思います。
でも苦しい20年を生きてきた方の言葉を完全に否定することはできない。
悲しみ方も受け取り方もそれぞれだから、自分に合った部分を探して、本と付き合っていけるといいですね。
私も・
、共感するところもあって、
涙、涙で本を読んでいました。
今はまだ傷が癒えるなんて
思えないけれど、必ずそんな時がくるのでしょうか?
この本はまだ見たことがないので、
見てみますね。
Re:私も・
こんな自分でもいいんだ・・と思うことができます。
悲しみはいつもいつも同じではない。
その時にあった詩や文を読むことで、一人ではないと感じられます。
本当に・・
私も、リンクからいろんな方のHPを見て、泣きました。
沢山の方が交通事故によって、とてもつらい日々を送っていることを知りました。皆さんに「頑張って下さい」と言う言葉しか言えませんが、頑張って下さい。
Re:本当に・・
なにをもっても計ることのできない命。
奪ってよい命など一つもありません。
わざとじゃない、知らない、では済まされないのです。
遺族は遺族にしか分からない痛みや悲しみがあります。
訴えていくことで、一人でも多くの人の運転に対する意識が高まることを願います。
星と祭り
井上靖の本ですが、私はこれを読みました。
Re:星と祭り