交流会とリンゴ 2009/12/08 (Tue)

１２月６日、日曜日。

交通死被害者の会の交流会に参加しました。

２ヶ月に一度名古屋で開かれる交流会は、私にとってホッとできる場でもあります。

ひとりではない・・そう実感できることは本当に心強いです。

しかしその反面、こんなことがなければみんな違う人生があったのに、と思うと悲しくもあります。

この日は、初めてお見えになった方を含め、１５名の参加でした。

どうしていいのか分からない、大切な家族の死を受け入れられない・・
家族を喪っただけでも苦しいのに、その後も遺族はいろんな場面で傷つき被害を受けているのが現状です。

私も、世間の人たちの先入観、加害者の不誠実さ、捜査機関の一方的な対応にはホントに疲れました。

同じ立場にならなければきっとその重さは分からないけど、誰の身におきても悲しいことだから。

これから年末にむけて、事故の多発が心配です。
どうか安全運転をお願いします。




昨日、そうくんのランドセルを何年かぶりに開けました。


次の日、学校に行くはずだったから、ランドセルの中は２００５年９月２０日。

あの子の思いも、時間も、止まったまま。

あまりに重すぎて、痛みが大きすぎて、涙も出ません。

ランドセルをしょって歩いていた姿はすぐそこに見えるのに、すごく遠くに感じます。

二度と帰ってこないという事実がそんな気持ちにさせるのでしょう。

そんなこんなで相変わらず浮き沈みの激しい日々を送っています。


さて、



先週、福島から文字入りリンゴが届きました。

生命のメッセージ展in福島の皆様、本当にありがとうございます。

もう感動！感激！です。


「絆」。人と人との強いつながり。

家族、仲間、友人、恩師、今ある大切なつながりを大事に生きていきたい