忘れない 2006/12/21 (Thu)

最近、事故現場の公園に花を供えにいくことが、辛くてたまらない。

あの日からずっとずっと辛いけど、よりいっそう悲しい。

立て看板の写真の顔・・見られません。

看板が色あせていくのも、なんだかとっても月日がたったような感じがして悲しい。

たった一年と三ヶ月しかたっていないのに・・

一周忌が過ぎたころ、看板をはずしてくれと町から言われました。
「もう一年たったし・・」
そう言われて、とても悲しかった。

・・ああ、遺族の気持ちは絶対に理解してもらえないのだ・・

先ず一番にそう思いました。

納得がいかず、気持ちを伝えました。

それから、少し日がたった頃、今度は近所の人に呼び止められました。
「看板、いつまで？？相手もわざとじゃないんだから、いいかげんに・・」
そんなような言葉だったと思います。

・・ああ、やっぱり分からないんだ、本当にある日突然子供が命が絶たれるという経験をしなければ、分からないんだ・・

わざとじゃなければ何をしてもいいわけ？？
子供を車で引きずることが仕方ないことだと？？

「ごめん・・知らなかったから・・」

もういい！自分がその立場になったら、そうしてあげれば？？ってマジで思った。

もう数ヶ月前のことだけど、ううん、それ以前も、傷ついた言葉はずっと忘れない。
忘れたくても忘れられない。

悲しいけど、辛いけど、私はあの場所でこれからもずっと、そうくんに花を供え続けます。
そして、そうくんの指定席、端から２番目のブランコに、そうくんが座って遊んでいる姿を見続けます。

あの場所は、そうくんの７年と１１ヶ月の最後の場所だから・・