家族の気持ち 2007/01/11 (Thu)

昨日、Ｎさんに会った。
すごい久しぶり。

忙しいところ、家に寄ってくれた。

部屋に入り、そうくんを見つめながら、
「そうくん、そこに座ってるよ」って。

そして、
「そうくんは、ここにいたいからいるんだよ。ここにいることがそうくんにとって幸せなの。天国に逝く事だけが、幸せなことではないと思うの。」
と言った。

びっくりした・・私の心を見透かされているようで・・
ずっと聞きたかった言葉だった。

人前で久しぶりに泣いた。

「私は何も見えないし、はっきり言って信じられない。だけど、もしあの子がいるなら、ここしかないと思うの。私、何もしてやれないけど、もしいるなら、そうくんをずっとおんぶして、二人分いろんなこと感じて、いっしょに二人分生きたいって思うの。」

「うんうん」
ってずっとうなずいて聞いてくれた。
「いろんなこと言う人がたくさんいるけど、そんなもんじゃないって私は分かってるから。」
そういって、帰っていった。

あらたが学校から帰ってきて、話しをした。
あらたは正座して目をつぶって、心の中で何か話していた。
ちょっと笑ってしまった・・私と同じ行動だったから。
そして、そうくんのほっぺをうれしそうに触ってた。

夜、お父さんにも話した。
「そうくん、ここにいるって言われたよ。」って。

「分かってる。」

そう言った。

ずっと思ってた。
成仏ってなんだ？？美学か？
そもそも、そんな世界あるんか？見せてくれ！って。

信じられるのは自分の気持ち。この気持ちが私にとってすべて。
背中にそうくん、そしてあらたと手をつないで生きる。
お父さんも同じ。
そうしたいから、そう思って生きるしかない。

気持ちを聞いてもらって、少しすっきりしました。